大和当帰で地域活性化|津市の設備工事会社TW設備が取り組む地域復興
設備工事会社が地域復興?一見すると結びつかないこの組み合わせに、三重県津市の株式会社TW設備が新しい可能性を示しています。本業のガス設備工事や給排水工事を通じて地域のライフラインを守りながら、もう一つの顔として「神山Base.」という地域復興プロジェクトを立ち上げ、薬草「大和当帰(やまととうき)」の栽培に取り組んでいます。
なぜ設備工事会社が薬草栽培なのか?その背景には、地域社会への深い想いと、持続可能な地域づくりへの強い使命感がありました。本記事では、TW設備が取り組む大和当帰を通じた地域活性化プロジェクトの全容をご紹介します。
大和当帰とは?古くから愛される薬草の魅力

大和当帰の基本情報
大和当帰は、古くから生薬として利用されてきた薬草です。漢方でも知られるこの植物は、奈良県を中心に栽培されており、現在ではさまざまな利用法が確立されています。
大和当帰の多彩な活用方法
大和当帰の魅力は、その多様な利用法にあります。単なる生薬としてだけでなく、現代のライフスタイルに合わせたさまざまな活用が可能です。
【食用として】
葉や茎を料理に活用し、独特の風味を楽しむことができます。健康志向の高まりとともに、薬草料理への注目も集まっています。
【染料として】
天然の染料として、衣類や布製品の染色に使用されます。自然由来の優しい色合いが特徴です。
【入浴剤として】
乾燥させた大和当帰を入浴剤として利用することで、リラックス効果が期待できます。
【薬用酒として】
漬け込むことで薬用酒を作ることができ、伝統的な健康法として親しまれています。
神山Base.プロジェクトの全貌
プロジェクト立ち上げの背景
株式会社TW設備が運営する「神山Base.」は、地域復興を目的とした薬草栽培プロジェクトです。設備工事という本業を通じて地域のインフラを支える一方で、もう一つの形で地域に貢献したいという想いから、この取り組みが始まりました。
津市芸濃町北神山を拠点とするTW設備は、2015年の創業以来、地域密着型の企業として成長してきました。ガス設備工事、給排水設備工事、水道工事、工場機械メンテナンスといった本業で培った「地域を支える」という使命感が、この地域復興プロジェクトの原動力となっています。
神山Base.についてもっと詳しく知る
神山Base.の活動内容
神山Base.では、大和当帰の栽培を中心に、自然の薬草の魅力を広げる活動を展開しています。地域の皆様と協働しながら、薬草の普及に取り組み、関わる方々の健康づくりを目的としています。
大和当帰が育つまでの過程
大和当帰の栽培は、丁寧な管理と愛情が必要な作業です。神山Base.では、日々の栽培活動を通じて、薬草の生命力と自然の恵みを実感しながら、地域の皆様と共に成長を見守っています。
📷 神山Base.の日々の活動をInstagramで発信中!
大和当帰の成長過程や栽培の様子、地域の皆様との交流など、
神山Base.のリアルな活動をご覧いただけます。
@koyamabase.1206
設備工事会社が取り組む意義
本業との相乗効果
TW設備は、「教養のある人間になる ⇔ 今日、要のある人間になる」という社訓を掲げ、人材育成に力を入れています。この理念は、本業だけでなく、地域復興プロジェクトにも共通しています。
設備工事という仕事は、地域のライフラインを支える重要な役割です。水道、ガス、給排水といった生活に欠かせないインフラを整備することで、人々の安全で快適な暮らしを守っています。一方、神山Base.での薬草栽培は、地域の健康と活性化を支える活動です。どちらも「地域を支える」という共通の使命を持っています。
【本業:設備工事】
ガス設備工事、給排水設備工事、水道工事、工場機械メンテナンスを通じて、地域のライフラインを守る。三重県津市を拠点に、鈴鹿市、亀山市、愛知県名古屋市を含む東海一円で活動。
【地域貢献:神山Base.】
大和当帰の栽培を通じて、地域の健康づくりと活性化に貢献。地域の皆様と協働し、薬草の魅力を広める活動を展開。
社員の人間力向上への効果
TW設備は、技術力だけでなく人間力の向上を大切にする企業です。神山Base.での活動は、社員が自然と向き合い、地域の方々と交流する貴重な機会となっています。薬草栽培を通じて、忍耐力、観察力、協調性といった人間力を磨くことができます。
設備工事の現場では、お客さま目線での施工が求められます。同様に、薬草栽培でも自然の営みを観察し、適切な時期に適切な対応をする力が必要です。この両方の経験が、社員の総合的な成長につながっています。
地域活性化への展望
地域協働の重要性
神山Base.のプロジェクトは、TW設備だけで完結するものではありません。地域の皆様との協働があってこそ、真の地域活性化が実現します。大和当帰の栽培を通じて、地域の方々とのつながりが深まり、新たなコミュニティが形成されています。
担当者のメッセージには、「大和当帰の栽培を通じて地域を活性化できるよう、我々とご縁をいただく皆さまにも笑顔になってもらえる、そんなプロジェクトを目指しています」という想いが込められています。単なる薬草栽培ではなく、人と人とのつながりを大切にする姿勢が、このプロジェクトの核心です。
持続可能な地域づくり
TW設備が目指すのは、一時的なプロジェクトではなく、持続可能な地域活性化です。大和当帰という薬草を核に、健康、農業、文化、コミュニティといった多様な要素を結びつけ、長期的な視点で地域を支えていく仕組みを構築しています。
日々の学びと成長
神山Base.の担当者は、「大和当帰や、様々な薬草が皆さまの癒やしや健康に繋がるように、日々勉強を重ねてこれからも切磋琢磨していきます」と語っています。この姿勢こそが、プロジェクトの持続可能性を支える原動力となっています。
専門外の分野に挑戦し、学び続ける姿勢は、TW設備が掲げる「人間力の向上」という理念とも一致しています。技術者としてのスキルだけでなく、幅広い知識と経験を持つ人材を育成することで、会社全体の成長につながっています。
まとめ:設備工事と地域復興の新しい形
株式会社TW設備の取り組みは、企業が地域社会に貢献する新しい形を示しています。本業の設備工事でライフラインを支えながら、神山Base.での薬草栽培を通じて地域の健康と活性化に貢献する。この二つの活動は、「地域を支える」という共通の使命でつながっています。
大和当帰という伝統的な薬草を核に、地域の皆様と協働しながら、持続可能な地域づくりを目指す神山Base.プロジェクト。それは、単なる薬草栽培を超えて、人と人とのつながり、健康づくり、伝統の継承といった多様な価値を生み出しています。
✓ 大和当帰を中心とした薬草栽培で地域活性化を推進
✓ 地域の皆様との協働による健康づくり活動
✓ 設備工事会社ならではの「地域を支える」使命感
✓ 人間力向上を重視した企業理念との一致
✓ 持続可能な地域づくりへの長期的な取り組み
TW設備は、設備工事という本業を通じて、そして神山Base.での地域復興活動を通じて、二つの視点から地域社会に貢献し続けています。ご縁をいただく皆さまに笑顔になってもらえるよう、これからも切磋琢磨していく姿勢が、真の地域活性化につながっていくことでしょう。
津市を拠点とするTW設備の挑戦は、設備工事業界における新しいロールモデルとして、今後も注目されていくに違いありません。
株式会社TW設備
〒514-2213 三重県津市芸濃町北神山387-5
TEL:059-253-7547 FAX:059-253-7548
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