ガスバルク新規・入れ替え工事
今回は、ガスバルク新規・入れ替え工事の様子をご紹介しました。
さて、ここからは「ガスバルク」についてご紹介します。
ガスバルクとは
ガスバルクとは、LPガスの供給を効率化するためのシステムです。
LPガスの供給には、何十キロにもなる重い容器を人力で運ばなくてはならないという課題がありました。
坂道や階段、狭い道などの悪条件の中、手作業によって運搬しなければならないため、常に人手が不足していたのです。
そういったLPガスの供給における弱点を補ったのが、ガスバルクです。
バルク貯槽をお客さまのご自宅に設置して、小型のバルクローリー車で充填する方式になっています。
液化石油ガス法の改正によって保安距離の規制が緩和されて、建物の近隣設置が可能になったことで実現した方式であり、新たな供給システムとして導入が進みました。
◎建物の壁際や道路際にも設置が可能
◎狭い路地でもスムーズな充填が可能
◎大量貯蔵が可能
◎バルクローリー車の充填により人手不足をカバー
このようなメリットがあるガスバルクですが、平成9年に導入されてすでに20年以上が経過しています。
なぜガスバルクの入れ替え工事をするの?
新型バルク貯槽の場合、設置後20年で開放検査、以後5年ごとに開放検査を必要とされています。
しかし、設置場所により現場での検査ができない場合は新品交換などを考慮しなくてはならないこともあります。
バルクにすると、ガスの値段は…?
一概にいえることではありませんが、一般的にバルク供給はボンベ供給と比べると、『使用量が多い場合』に向く供給方法といわれています。
使用量が多い場合は、配送などにかかるコストを下げることが可能です。
災害対応型LPガスバルクも
LPガスのバルク貯槽と供給設備、消費設備を組み合わせたシステムをもつ『災害対応LPガスバルク』というものもございます。
地震などの自然災害により電気・都市ガスが分断されてしまった際にも、LPガスによるエネルギー供給を可能とします。
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などとお考えの方は、ぜひ弊社にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。